みなさんこんにちは!あら、りんご。の伊藤篤司です。
このブログでは、「青森りんご」をはじめとした「青森」がもつ様々な魅力をお伝えしています!
突然ですが、今週の火曜に配信された「あら、りんご。ラジオ第27回目」は、もうお聴きいただいてますよね?(笑)
初めて聞いたぞという方のために、、、毎週火曜に配信しているこのラジオについて、、、「青森りんごを五感で楽しむ」というあら、りんご。のコンセプトですが、五感のうちの”聴覚”で青森りんごを楽しんでいただきたい!ということで、ブランドの代表、のりだーと、私の2人で、青森のローカルでディープなカルチャーや、あら、りんご。のブランドの中をお届けする番組になっております🍎
のりだーは、青森県東部エリアの方言を話すのですが、青森出身や在住でなければ、まずこの方言を楽しんでいただけるのではないかと思ってます♡ 私は兵庫出身&在住で関西弁なので、標準語ではないものの、青森の方言に触れると、あたたかさを感じるんだなぁ。(あつを)
そして、この第27回のラジオでは、「奇跡のリンゴ」という映画について紹介しているんです。
青森県で不可能と言われたりんごの無農薬栽培に取り組み続けた木村秋則さん(書籍など色々な媒体で紹介されています)の実話を映画化したドラマなのですが、この映画で話される言葉は青森の津軽弁がずっと聞けるので、まずその観点でオススメです。(笑) 阿部サダヲさん、菅野美穂さんら役者さんたちが話す青森の方言に注目!
映画の紹介はこちらから:https://eiga.com/movie/58114/
(アマプラなどで見れます!)
ラジオ収録後、気になって私も早速観ました!簡単に紹介しますっ
りんご栽培に必要なものってなんだと思いますか??
水?太陽?それとも農家さんの愛?
正解です。全部正解。特に「愛」は間違いなく大事。
それに加えて、農薬、化学肥料も必要といわれて、日本でもほとんどのりんご生産者の方が使用しています。
ただ、その常識に抗い、農薬・化学肥料を使わずにりんごを生産することに成功した、“奇跡のりんご”で知られる木村秋則さんの「自然栽培」というりんごの育て方と、成功に至るまでのプロセスがこの映画のテーマです。
肥料も農薬も使わない?どうやって?
木村さんは青森のりんご農家。
ある日、「農薬が原因で奥さんが体調を崩した」という出来事をきっかけに、「妻のために農薬なしでりんごを育てよう」と決意します。
ただ……言うは易し、行うは地獄。
りんごって、実はとってもデリケート。農薬なしでは育たない、と言われてたんです。
だから、木村さんのりんご畑は枯れ、周囲からも「気でもふれたか」と言われ……
でも彼は8年間、1個も実らないりんごの木を、あきらめずに見続けたんです。
結果、ある年、突然、りんごの木が花を咲かせ、実をつけました。
これが「奇跡のりんご」。
自然って、ただ放置することじゃなかった。
木村さんのやり方は、「何もしない」じゃありません。
「自然を“観る”」ことに徹するやり方。
土の声を聞き、虫や草の役割を学び、木と対話する。
その自然を観察する様はもはや仙人。(映画でぜひその仙人ぶりを観ていただきたい)
これは目からりんごですね、、!!(くすっと来てほしいポイントです)
「あら、りんご。」で大事にしたいこと
私たちも、青森県産のりんごを扱わせていただいております。
自然栽培のりんごではないのですが、「どう育てられてるか」「誰が作ってるか」を大事にしていて、あら、りんご。のパートナーファーム(提携農家)の皆様にビッグリスペクトをもって販売・製造にあたっています。
パートナーファームの皆様の紹介はこちら:https://alaringo.com/f/about
「奇跡のリンゴ」を観ると、りんご1個育てるのに膨大な手間暇がかかっていることが身に染みて感じられて、より作っていただく方への感謝の念が沸き立ってきます。りんご生産者の皆様、いつも本当にありがとうございます。
この場を借りて、、りんご以外にもあらゆる食料を生産する方々にも感謝です。それを流通させ、加工したり、調理したり、我々の口に届くまでに関わる全ての皆様に感謝の念を禁じ得ません、、!話がでかくなってしまいましたね💦
最後に・・・
木村さんはこう言っています。
「人間が自然に合わせる時代が来る」と。
自然に抗うんじゃなく、寄り添って、観て、感じる。
りんごも、人も、地域も、たぶん同じ。
そんな想いを、りんごを通して届けていけたら。
あ、でももちろん難しい話は抜きで、今日も「うまっ!」って言ってもらえるりんごの商品をご用意しています。それが我々の“自然体”かなと。
ではまた次回のブログでお会いしましょう!
皆様の人生がりんごのように酸いも甘いもかみ分けた実りある日々でありますように。
伊藤篤司
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