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みなさんこんにちは!あら、りんご。の伊藤篤司(在神戸)です!

こちらのブログでは、青森りんごに限らず、青森の魅力をお伝えしています!
ということで、先週青森へ出張していて、青森県東部に位置する八戸(はちのへ)エリアで行われた、「八戸えんぶり」がちょうど期間中でしたので、l今回はそのときの八戸滞在記をレポートします!

まず、「八戸えんぶり」とは?
「毎年2月17日から20日の4日間開催される豊年満作を祈る八戸地方の代表的な民族芸能の一つで、国の重要無形民俗文化財に指定されています。」とのことで、八戸に強ーく根付いた文化である!ということも、八戸出身弊社代表ののりだーも言っていました。

滞在記(八戸えんぶり編)

八戸の市街地の駐車場に車を停め、車のドアを開けた瞬間、笛、太鼓、手平鐘とそれに合わせた掛け声や唄が街のBGMになっていて、早速「八戸えんぶり」のライブ感。歩いているだけで心が弾みました。これは、日中から夜遅くまで街中の商店を一軒一軒回って、舞を披露する「門付け」というものがそこら中で行われているからだそうです。
写真を貼っておきますが、全然迫力やライブ感が伝わりませんね(笑)
めちゃくちゃ町中盛り上がってました。

また、各会場でもえんぶりが披露されていて、我々は19:00前に現地に到着したので、八戸市庁舎前で行われた、かがり火を焚いて行われる、「かがり火えんぶり」という催しに行ってきました。
印象的だったのは、大人と同じ数くらいの小さな子供もえんぶりの舞に参加している点。のりだーに聞くと、雪が降り始める時期から数ヶ月かけて集落単位で形成される「組」ごとに、練習を積み重ねて臨むそうです。
連綿と受け継がれる所以はそういった地域に根付く仕組みが残されているが故であることを知り、神戸のニュータウンで育った私は、羨ましささえ覚えた瞬間でした!

こちらも写真を貼っておきますが同様に伝えたいことが伝わってないかもです。。。泣

東北の季節風やませなど厳しい青森の気候によって米の不作、飢饉が続いた時期に、五穀豊穣を願い生まれた、えんぶりという文化が今も尚、根強く継承されている様子を目の当たりにして、心がアツくなるというか、日本の長ーい歴史を体で感じられる瞬間でした。いいですね、祭り文化。

滞在記(八戸の食編ー夜ー)

そして八戸えんぶりを堪能した後は、八戸の食!ということで、20時ごろにえんぶりを見終えて、中心部にある、「禄文銭(ろくもんせん)」という八戸の郷土料理を味わえるお店へ。
✔ いかそうめん
✔ タコの頭の刺身
✔ クジラの刺身
✔ 八戸前沖さばの冷燻
✔ せんべい汁(このお店オリジナルの豚入り玉子とじ辛みそ味せんべい汁でした!)
などなどのさすが太平洋に面する八戸!といった海の幸を中心とした郷土料理に、八戸酒造の日本酒「陸奥男山」を熱燗でいただく。。2月の八戸の夜、体中に染み渡る八戸バイブス。最高です。

ここでもうかなり満足でしたが、締めとしての2軒目は、ディープなバー「洋酒喫茶 プリンス」。
名物ドリンクモヒートが強烈なビジュアル!!(笑)
マスターもキャラが強烈で、お店も繁盛してました。

そして宣伝も兼ねてになりますが、実は、こういった八戸をはじめとした青森の土着カルチャーの一端を食を通して感じられるお店が神戸(三宮)と東京(新橋)あるんです!!!

それが「青森ねぶたワールド」。

あら、りんご。のグループ企業株式会社ワールド・ワンが運営する居酒屋なのですが、八戸に限らず、青森の実に様々な郷土料理が楽しめます!!
青森は本当にエリアによって魅力が全然違っていますが、時期によってフェアが開催されていて、「八戸えんぶり祭りフェア」も行われていました。

三宮では津軽三味線ライブが毎月行われるなど、面白い催しも特徴です。ぜひ一度青森への旅行気分になって訪れてみてください!

滞在記(八戸の食編ー朝ー)

翌朝は早起きをして、八戸の陸奥湊駅からすぐにある、「八戸市魚菜小売市場」へ。
八戸は、朝市の文化があるらしく、のりだーのおばあちゃんも昔は片道2時間以上かけて中心部の朝市へ赴き野菜などを売っていたとか。
ここでは、イサバのカッチャと呼ばれる魚売りのお母さんたちがかなり良心的な価格でとれたての魚を販売していて、それと、食堂でご飯とみそ汁を買って、オリジナル海鮮丼をつくって朝から贅沢な朝食をいただきました。めちゃくちゃうまかったです、そしてリーズナブル。海の幸という言葉通り幸せが押し寄せました、かなりおすすめです!

という感じで、この後すぐ八戸を後にしたので、半日くらいの滞在でしたが、八戸のハイライトが詰まってました、以上が八戸滞在記でした!
温泉銭湯もたくさんあるみたいで時間があれば寄りたかった、、八戸の魅力はまだまだありそう。。

ラジオでも八戸滞在記について話していますので、ぜひ合わせてお聞きいただければ嬉しいです!

ではまた次回のブログでお会いしましょう!
みなさまの人生が、りんごのように酸いも甘いも噛み分けた実りある日々でありますように。


伊藤 篤司

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