高原の寒暖差が育む
極上の甘さ
山の斜面を登り、畑に到着すると、にこやかに出迎えてくれたのは、4代目園主の山田敏彦さんと、奥さんの都士子さん、長男の晃平さんファミリー。「この畑は、標高160メートルの場所にあるので、夜間の温度が下がるとりんごが自分で糖分をため込んでぐっと甘くなるんですよ」と、敏彦さん。高原をわたる風と、初秋の柔らかな日射しを浴びて気持ち良さそうなりんごたち。まるで絵本のような光景が広がっています。
「これは、今朝もぎたての『つがる』。どうぞ、食べてみて」と、都士子さん。一口かじると、シャキッとした果肉からみずみずしい果汁がほとばしり、甘みと酸味が口いっぱいに広がっていきます。